株式会社 エイト日本技術開発


宇迦橋の架け替え

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 出雲大社の参詣道である神門通りの入り口には、1915(大正4)年に建造された大鳥居があります。宇迦橋は、その大鳥居の前に流れる堀川に架けられた橋です。

 1937(昭和12)年、永久橋として初めてRC桁の宇迦橋が架けられましたが、架橋から85年、神門通りの整備に合わせて新しい宇迦橋の施工が始まりました。

 大社への導入部としての存在感は極めて重要ですが、生活道路でもあるので、歴史性、意味性だけにとらわれず、そこに住む人や観光客にとって優しく安全で、かつ長い間親しまれる未来に繋ぐ橋になるよう架け替え工事を行っています。
(設計協力:小野寺康都市設計事務所、ナグモデザイン事務所)